留学の経験を生かして
- 医学部 医学科6年 池戸 優希さん(高田学苑高田高等学校 出身)
「やりたいことは全部同時並行でやった方がいい」。学内で行われた現地医師の講演でのこの言葉が池戸さんをアメリカへと踏み出させました。2025年6月、池戸さんはニュージャージー州のラトガース大学での医学研修に参加。初めての海外という不安も抱えながらの挑戦でした。
実習では心臓血管外科や家庭医学など複数の診療科をまわりました。その中で池戸さんが強く実感したのは、「自分から動く姿勢」の大切さでした。実習の場では常に自分の意見を求められ、受け身では学びが深まらないことを実感する場面が多くありました。また、現地の学生との向上心の違いにも圧倒されました。1000ページもの分厚い教科書を持ち歩き、手術中であっても積極的に質問する姿に刺激を受け、「自分ももっと頑張らなければ」と学びへの姿勢を見つめ直すきっかけとなりました。
こうした経験を、池戸さんは医療者による海外の情報を発信する団体「チームWADA」で留学体験記として発信しました。「迷っている理由が英語力や海外への漠然とした不安なら、後輩にも100%留学をすすめたい」と話します。
「もしチャンスがあれば、海外での医療にも挑戦したい」。そう語る池戸さんは将来に備え、今も英語学習を続けています。一歩踏み出した経験が、次の挑戦への確かな土台となっています。


