一人で飛び込んだ
ネパールでの
2週間の挑戦

  • 国際地域学部 国際地域学科2年 城野 咲羅さん(福岡県立戸畑高等学校 出身)

 3歳から12歳までの子どもたちに、英語と数学を教える――。その2週間の挑戦に、城野さんは一人でネパールへ向かいました。訪れたのは、さまざまな事情から毎日通えない子どもたちも多い、小規模な学校です。30人ほどの子どもたちが集まる教室で授業を受け持つ日々が始まりました。
 驚いたのは、子どもたちの積極性と英語力の高さです。「これ分かる人?」と声をかけると競うように手が挙がりました。一方で先生の数が足りず、学習レベルの違う子どもたちが同じクラスに集まるため、「一週間同じ内容を繰り返すこともあった」と、日本との環境の違いにも気づかされました。
 最も大変だったのはやはり言語でした。現地で頼れる日本人がおらず、最初は「英語のリスニング試験を受け続けているようだった」と振り返ります。それでもつたない英語で話しかけてくる子どもたちに支えられ、2週目には積極的に会話できるようになりました。
 幼いころから外国語やホームステイを通して国際交流に親しんできた城野さん。現在は学生有志で国際支援の活動にも携わり、「将来はアナウンサーとして世界の出来事を日本に伝えたい」と話します。ネパールでの経験は、その思いをさらに強くしたようです。